| キワモノ偏愛記 増補版 | |
| 説明: | 私の愛することどもをたらたらと無責任に書きつづりまして候。 |
| 形式: | RSS 1.0 |
| http://rss.rssad.jp/rss/sonetrss/000272875764_index.rdf | |
| 最新の投稿 | |
| 「恋空」美嘉 Thu, 10 Jul 2008 08:47:00 -0400 ケータイ小説という媒体自体に嫌悪感はない。ハードが多様化すれば、コンテンツも変わるであろ。だいたいが、あんなちまちましたちっこい端末をいじってまで、小説なんかを読んだり書いたりしようという根性は見上げたもんだ。ケータイコンテンツからとんでもない名作傑作が生まれるかもしれない可能性はゼロとは言いきれまい。この文章は、紙媒体で読むのに適していない。ケータイ端末で読むことに非常に特化した文体だと思った。ケータイコンテンツに親和性を持つ世代をまざまざと目の当たりにした感じで、ひょえー、と思った。これをすらすら読めちゃうのか。おそるべし。おもしろいと思ったのは、奇妙な文体。主人公の一人称で語られる小説かと思っていたら、妙な具合に三人称が混ざる。なんじゃー?と思っておったら、どうやら主人公の一人称が「美嘉」なのであった。子どもが「ミカ、お腹減ったの」とか言うのと同じ調子で、会話文も説明文も全部一人称「美嘉」。主観描写と客観描写が混濁し、なんつーかな、ある種の病理を感じさせる。混乱している主人公の描写。ダニエル・キイスみたいな、っつったらちょっと褒め過ぎだけど。で、混乱しているままでまったく問題なく日常を過ごして、違和感を覚えていないような。意図的になされたことだったら、こりゃすごいと思うんだが、そうでなかったら、それはそれでコワい。これを書いた美嘉という人は、常日頃からそーいう主観と客観が混濁した状態でいて、それを自覚していないんだろうか。でもまあ、考えてみれば、誰もが自分のノーミソで現状を処理しているのだからして、主観も客観もへったくれもなく、誰もが混濁、混乱しているのかもしれない。しかもだよ。その混濁した文体で語られるのは通俗極まりない女子高生の日常ときたもんだ。レイプやら妊娠やら癌やら、もろもろの悲劇までも日常性を帯びて主人公の身の丈におさまってしまっている。この身の丈、日常感、なんか既視感があると思ったら昼メロだ。ドン退きの悲劇をお茶の間で楽しんでいただける、あの下世話な感じ。この奇妙な混濁の文体が意図的になされ、さらにそれをひきたてる仕掛けが施されていたら、なかなかおもしろいものになったかも。この他愛無いケータイ小説に激しい罵倒を加える人々は、実はこの「おもしろくなりそうな可能性」に嫉妬してんじゃないかと思ったりする。 |
|
| 「青いドライブ」橋本みつる Fri, 20 Jun 2008 15:44:00 -0400 橋本みつる |
|
| 「GET DOWN」橋本みつる Fri, 20 Jun 2008 14:39:00 -0400 橋本みつる |
|
| 「幼い恋」橋本みつる Fri, 20 Jun 2008 12:18:00 -0400 橋本みつる |
|
| 「恋する女たち」氷室冴子 Mon, 09 Jun 2008 11:59:00 -0400 恋する女たち (集英社文庫 52E)作者: 氷室 冴子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1981/01メディア: 文庫氷室冴子さまは2008年6月6日、亡くなられた。心よりご冥福をお祈りする。手元にある文庫は昭和62年(1987年)に発行の版で、35刷。ちなみに初版は昭和56年(1981年)。6年間で35回も増刷されるというのがすごい。また、6年間もコンスタントに書店に並び続けるというのが既にして驚異である。だいたいが昨今の書籍は下手な輸入果物より傷みの早いナマモノだ。旬を過ぎたらあっという間に店頭からなくなるので、迷ったら入手することをおススメしておく。明日にはその本はないと思え。品切れしても、ちょっとやそっとでは重版はないと思った方がいい。マーケティングによる流通事情優先の昨今、短期間で重版が重ねられる書籍は、返本ロスを恐れるが故の初版部数の読み違いといっても過言ではない。そうでなくてもニッパン、トーハンは部数をセーブしたがる。売る気あるのか、てめーら。初版部数がちょぼいので、50坪くらいの町のちーさい本屋さんまで新刊が行き渡らない。なので、客はでかい書店かネット注文に逃げてゆき、町の本屋さんは経営が苦しくなり、日本中でがんがんつぶれている。できれば本はネット注文や新古書店でなく、町のちーさい本屋さんで買ってあげてください。昭和の発行なんで、もちろん活字組版だ。律儀な文字組みが いと美しい。最近の、いかにもMacで組みました的な文末ガタガタを見慣れていると、ページの裾がぴったりまっすぐに埋まっている様が好ましい。フォントが美しい。凸版印刷の印圧も愛しい。活版職人さんが手がけた、ちゃんとした書籍だなあ。誤植もないぞ。最近の本ときたらまあ軟弱で、テキストデータ流し込みーの、校正もユルユルーの、誤字誤植誤変換の嵐だもんね。それでもって、氷室冴子だ。氷室冴子は神様だ。主人公の吉岡多佳子は私だ。(と、思う読者は少なくなかったはずだ)私のことをこんなにわかってくれるんだから、こりゃもう神様に違いないのだ。いったいどうして、好きだの恋だの愛だのをぽろぽろ口に出して言ってしまえるのかわからない。触れるだけで命取りの急所を晒して敵陣に乗り込むようなものだ。多佳子は、そんなとんでもない急所を得てしまったことに戸惑う。恋心などという物騒なしろものを他人に知られてなるものか。まして惚れた男にさとられるくらいなら俗世を捨てて尼寺に隠.. |
|
| 「パーフェクト・ストレンジャー」橋本みつる Tue, 03 Jun 2008 10:17:00 -0400 パーフェクト・ストレンジャー (ソニー・マガジンズコミックス)作者: 橋本 みつる出版社/メーカー: ソニー・マガジンズ発売日: 1999/09メディア: コミックソニー・マガジンズは、それなりに気を吐いていたと思うんだけど、’01年にコミック部門から撤退した。まったくもう。収録作品「パーフェクト・ストレンジャー」フツー反則だよ、こんな設定は。けれど、このストレンジャーっぷりは本当にパーフェクトで、そんな手の届かない存在を想う気持ちの描き方がパーフェクト。「太陽海岸」これもまた、ある意味でストレンジャーを描いていて。芸術家が絵を描き続ける、どうしようもない衝動みたいなことを淡々と知ってしまって、びっくりした。 |
|
| 「夢を見る人」橋本みつる Tue, 03 Jun 2008 09:18:00 -0400 夢を見る人 (ソニー・マガジンズコミックス)作者: 橋本 みつる出版社/メーカー: ソニー・マガジンズ発売日: 1999/01メディア: コミック雑誌に載った漫画は必ず単行本になるもんだと思ってた。そんな訳ないんだけど、単行本になるくらいのページ数はゆうにたまっていたはずなんだがな。白泉社「花とゆめ」は、’80〜’90年代、少女誌のくせに学園恋愛ものだけにおさまらず、結構ハードなSFやら歴史ものやら伝奇ものなんかもヘーキで載せていた。マーケティングに頼らずに、編集者が「おもしろい!」と感じた漫画を載せる、正統でアグレッシブな編集方針だったんだろうなーと推測する。その白泉社をして、単行本を出さしめない橋本みつる。シロタは漫画に関してはなかなか目利きを自負していて、そのシロタが見込んだ橋本みつる。ソニーマガジンズ、新書館を渡り歩く橋本みつる。嗚呼!(悲哀)というわけで、雑誌掲載時から9年経って、ようやく出版された単行本なのです。絵はあんまりうまくないし、ストーリーにぐいぐい引き込まれる、って感じではないんだけど、センシティヴでリリカルでセンチメンタルな心情描写が炸裂していて、しかもそれがイタ恥ずかしくない。センシティヴでリリカルでセンチメンタルだよ?! シロタが認定するところの三大イタ恥ずかしい感情じゃないですか! たいていは「うぎゃああああああ」って悲鳴をあげるような恥ずかしいシロモノになっちゃうもんですよ。それが、こうも純粋に無防備に完璧に描かれているとなると、降参です。きゅう。収録作品「夢を見る人」憧れの人が、本当に憧れの姿のまま、手の届かない眩しさで居てくれる、その喜びと切なさ。「犬けが」大けがじゃなくて「犬」で正しいの。犬にかまれるみたいに起こる出来事。動物的で生々しくて、それでいてエグくない、純粋な心情描写。「おとなしかったのに」子どもっぽいと侮られがちな感情を全面肯定。「人体星月夜」これを9年待ってました(涙)。説明不能。思い入れ強過ぎて何かいていいかわからん。「DANCE AWAY」恋心全面肯定。 |
|
| ディ チェコ&ナガノトマト Sun, 01 Jun 2008 14:16:00 -0400 ディ チェコのスパゲティはそこらのスーパーで売ってて、そこそこの値段でおいしいです。コシがあって歯応えプリプリ。マ・マーとかオーマイは、茹でたてはいいんだけど、食べてるうちにどんどん伸びてくるような気がする。給食のソフトめんみたいな感じでモチモチのふにゃふにゃ、これはこれでいいんだけど、シロタはプリプリ派です。ブイトーニも入手しやすいですね。緑のパッケージのやつ。マルテッリ、かわいい黄色のパッケージも試したことあるけど、おそろしく高いです。味は忘れた(駄目じゃん)。ナガノトマトのその名もずばり「あらくつぶしたトマト」がおいしいです。瓶とか缶のゴミが出るのがうっとうしくて紙パックのこいつを試してみただけだったんだけど、フレッシュでおいちい。パックからそのままムサムサ食べてもいけちゃう。それからすっかりナガノびいきで、ケチャップもナガノ愛用です。 |
|
| CM(サントリー烏龍茶) Fri, 30 May 2008 11:47:00 -0400 すいやせん。動画のアップの仕方がわからんので、静止画像です。動画をご覧になりたいかたはこちらへ。<姉妹の食卓><姉さんの恋><姉の手料理><初めての口紅><学生食堂><妹のごま団子>このCM、好きだ。透明感があって瑞々しくて、美しい画。中国語の会話が、とてつもなく可愛い。カテゴリーとしてはTVだと思うんだけどさ。このテイストは映画だと思う。実のところ、映画を映画たらしめているもの、というのが、よくわからない。TVで放送される映画にまったく違和感を感じなくて、あれ、これ映画だったん? と思ってみたり。映画なのかTVなのかまったく意識せずに受容していたりする。映画とTVとごっちゃになってしまって、それをまったく許せているのです。メディアミックスな昨今においては、特に珍しい態度ではないだろうと思う。けれど、このCMは映画的な画づくりを感じさせる。ような気がする(気弱)。お金を払って映画館で観る訳でなく、TVで放映されている。しかも番組としてではなく15秒ほどの隙間にはさみこんでくる商品広告。それなのに。圧倒的に画が語る、って感じがするんだよね。妹の視点から、姉に抱く思いを描いている、というだけの映像。姉が台所で料理する後ろ姿の眩しさとか、妹が姉をみつめる視線から、言葉じゃなく伝わってくる妹の気持ち。烏龍茶が登場しなくても成り立つくらい、商品は後ろに下がっている。それでもさー、こういう映像のスポンサーにつく企業だと思うと、ついついサントリーひいきにしちゃうなあ。しまった、それが狙いかサントリー! |
|
| 草取り Wed, 28 May 2008 10:12:00 -0400 畑の草取りをする。 菜っ葉や大根の畝をかきわけ、雑草を抜く。 雑草といっても、私からみて邪魔な草というだけで、作物と同じ植物であることには変わりない。 |
|


