| Black Swan - 国際人養成所 | |
| 説明: | 日本が嫌になってきているあなた、当養成所に入所して国際人に生まれ変わりましょう! みんなと同じ生き方に飽きてるなら、Black Swanに突然変異して一緒に世界を飛び回りませんか? 洋楽の英文フレーズ解説、英語上達のヒミツなど、国際人になるための情報満載! |
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| サドベリースクール訪問報告 Thu, 11 Mar 2010 00:03:24 +0900 本日確定申告相談に行ってきました。なんとか色々クリアになったので、あとは記載して提出するだけ。ギリギリ間に合いそうです。で、ブログ書いている場合でもないんですが、先週末面白い学校に行ってきたので記憶の新鮮なうちに報告させていただきます。「小学生バイリンガル化計画」のテーマで書きますが、バイリンガル化にはほとんど関係ありませんので悪しからず。でも、お子さんをお持ちの方や、将来親になった時の教育に関心のある方には興味深い内容かもしれません。サドベリースクールをご存じでしょうか?英語でスペると「Sudbury School」。デモクラティックスクールと呼ばれたりするフリースクールのような学校のスタイルです。元祖はボストンにあり、今から40年前くらいにサドベリー・バレー・スクール(Sudbury Valley School)が設立されたことが始まりです。その後世界中に広まり、今では世界中に40校この名前を冠する学校が設立されています。特徴は以下の通り。生徒に何も強制しません。遊びたければ遊び、学びたければ学ぶ。クラスや先生もありません。スタッフはいますが、自分から指導やアドバイスをすることはありません。聞かれたら答えるし、わからなければ一緒に調べてあげるなどのサポートをしてくれるだけです。外部のアドバイザーやボランティアがいて、専門的な話を追求したければその人達もサポートしてくれます。クラスがないということで学年もなく、異なる年齢の子がミックスされた状態で過ごします。縦割り教育のモンテッソーリに少し似ていますが、上の子が下の子の面倒を見るという考え方すらなく、年少者でも興味と能力があれば色々な活動を取り仕切る責任者になることができます。決められた校則はありません。学校のルールは生徒とスタッフによる「スクールミーティング」で作られます。意見が対立する場合は多数決によって意思決定がなされ、それが「デモクラティックスクール」と呼ばれる所以でもあります。活動も生徒の自発的な提案をもって決められますが、活動に参加する・しないも生徒の判断に任されています。予算の設定や使い道もこのスクールミーティングで決めることになっており、学費やスタッフの給料に至るまでスクールミーティングで決定されます。先週末にこのサドベリースクール東京校の入学説明会みたいなものがありました。なんと、我が家から徒歩7分程度の奥沢の住宅街の中にその学校はあり、ちょっと広めの庭付き一軒家を借りて運営されています。うちのカミさんはそういうのが好きなので昔から色々調べてはいたようなんですが、僕は「説明会行くよ」と言われたのが1週間前。上で書いたような特徴を聞いても「それって本当に子供の教育に有効なの?」と、かなりの猜疑心を持って説明会に臨みました。結論から言うと「理念がすばらしく、今の教育制度で取り入れるべき考え方が非常に多くある学校」というのが僕の個人的な印象でした。ここではちょっと書けない問題が一つあって結局うちの息子を通わせることにはなりませんでしたが、もしその問題がなければ入学させていたかもしれません。今までの息子の教育についての考え方が大きく変わったのは事実です。その後色々考えましたが、「自由」という点に絞るとポイントが2つあります。1つ目は「子供の才能を伸ばす」ということ。子供がやりたいことを制限なくやらせてあげれば、すごい集中力を発揮して信じられないくらいのスピードで習得してしまう、ということはよくあります。「嫌いなことでも我慢してやる事が後でためになる」と考える大人が多いと思いますが、逆に言うとそういう教育を受けてきた大人だからそれ以外の考え方ができないだけ、とも言えます。確かに大人が教えるのではなく、子供自身が「今は嫌だけど必要になることだからやっておこう」と自ら気付くようになるのがベストです。でも、才能の芽を摘むのは大人としてやってはいけないと思いますが、子供を天才に育て上げること自体にそれほどの価値は感じません。価値を感じたのは2つ目のポイントの方です。2つ目のポイントとは「責任感と社会性を養うことができる」という点です。自由の裏側には必ず責任が付いて回ります。サドベリーでは何をするのも生徒の自由ですが、勝手気ままに行動してよいわけではありません。勉強せずに遊んでいればそのツケは必ず自分に回ってきますが、それさえも子供が自分で選択したことなので自分で責任を取らなければなりません。「小学生や中学生に責任を取らせるのは無理」と世間一般では考えられていますが、案外その考え方の根拠も希薄だという気がします。また、各人が自由に振る舞うと他の人の自由と相容れない場合が必ず発生します。その時、徹底的に話し合って解決する/説得する/妥協するといったようなプロセスが避けられなくなってくるため、自然と人の中で生活するための社会性が身に付いてきます。自分の自由を得るためには、他の人の自由にも責任を持つということ。大人でもできていない人が周りにたくさんいるんじゃないでしょうか?サドベリーはある意味極端な環境ですが、例えばうちの息子を例にとると、ずっと小さい頃から「宿題やったの?」「明日の授業の用意はしたの?」と親が言い続けてきています。でも、小学4年生になった今でも言われないとやりません。今までは自分のことが全くできるようにならない息子に腹を立てていましたが、先週末「できるようにならないのは親のせいだった」ということに遅ればせながら気付きました。宿題やってなければ先生に怒られるのは当たり前だし、何回かそういう痛い目を繰り返せば親に言われなくてもとっくに自分でやるようになっていたはずです。バイリンガル教育は「強制せずにやる気にさせる」とか偉そうなことを書いていながら、他のことでは強制しまくり、自主性が育つ機会を奪っていたという点は深く反省です。。。それ以外にも今後の息子の教育のヒントになりそうなことはたくさんありましたが、なかなか全部書き切ることはできないのでまたそのうちパラパラと。メッセージいただければ僕の理解している範囲でご質問にもお答えできると思います。もし更なる興味がおありの方は英語の勉強も兼ねてこちらをご参照ください。Wikipedia-Sudbury Valley Schoolあともう一つ。上に書いたアドバイザー制ですが、できれば将来自分がその部分で関わっていきたいなと思っています。週末しか空いた時間がないので当面難しいですが、当日来てくれていた何人かの在校生を見て強くそう思いました。親や学校だけでなく、社会全体が(サドベリー以外でも)子供達の成長に手を貸せるようになるといいですよね。ランキング、応援してください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| ブログが更新できない言い訳 Mon, 08 Mar 2010 13:04:28 +0900 もう全然ブログ更新できてなくて「ワナビ、死んでるのでは?」という疑惑も持ち上がってるので、近況報告代りに更新しておきます。えーっとですね、先月末から仕事がテンパッてて今月に入ってもまだ落ち着いてないのが大きいんですが、それにプラスして3月15日までに確定申告を提出しないといけないという季節的要因が入ってきてるんです。事情があって毎年自分の確定申告はやってますが、こちらは源泉徴収票を転記してるだけに等しいので大したことありません。今年はそれに加えて、去年から個人事業主になった妻の確定申告もやることになってしまい、慣れないので週末はそれに時間を取られててブログまで手が回ってないんですよね。グルっぽは管理者としての責任上極力コメントしてるんですが、それ以上の余力が全くなし。ブログの更新を楽しみにしていただいている皆さん(いるか?)、どうもすみません。m(_ _ )mせっかくなので確定申告に関する英語を少しばかり紹介しておきましょう。確定申告は英語で「(final) tax return」と言います。申告することで税金が還付される(戻ってくる)のでこう呼ばれるんだと思いますが、個人事業主の場合は翌年度の税金を確定させる意味合いが強いので戻ってくるというのはあんま関係ないんですよね。動詞は「file」を使って「file a tax return」になります。なんかちょっと法律用語っぽくて馴染みがないですよね。さて、ここから先は専門的な話になるので、ご興味のある方だけどうぞ。もし個人事業主の確定申告に詳しい方がいらっしゃればアドバイスいただけると失禁するくらい喜ぶと思います。妻は昨年5月から事業を開始したことになっていますが、自由が丘に事務所借りたり色々してたので初年度は青色申告で赤字を死ぬほど計上して繰り越すつもりでした。がしかし、青色申告するためには事業を開始した2か月以内に開業届を出していなければならないことに今更気付き、時すでに遅し(当然出してない)。。。方針を変更して2009年は白色申告にし、開業費(繰り延べ資産)と前払費用を出来るだけたくさん計上して2010年の経費に可能な限り回すことにしました。白色申告であれば複式簿記でBS、PLを作る必要はありませんが、ご存じの通り資産計上して繰り越すためには複式で帳簿を付けないといけません。元々青色申告するつもりだったし、簿記の資格は持ってなくても仕事でずっと会計分野に携わっていたので、複式の帳簿を付けるのは問題ないんです。でも、一般事業会社の記帳と個人事業主の記帳は微妙に違うところがあってちょっと戸惑ってます。どなたか心優しい方、是非以下を教えてください。・事業主勘定について妻のビジネスは基本現金ベースでの収入と支出なので、事業用と個人用の財布(口座)を分けていません。そこで、現金と預金の勘定を一切使用せず全て事業主勘定(事業主借・事業主貸)で処理しようと思うのですが、収入(売上)があった時の事業主貸って直接使っていいんでしょうか?色々調べたところ経費を事業主本人の財布から支出した時は経費 ¥10,000 / 事業主借 ¥10,000でOKと書いてるんですが、売上が上がった時に事業主貸 ¥10,000 / 売上 ¥10,000の仕訳でOKと説明されているものが見当たらなかったので少し不安に思ってます。僕の理解だと上記の仕訳が期中貯まっていって、期末に元帳上の貸と借を相殺して「元入金」に振り返ればいいと考えているんですが。・開業費の償却について開業費は初年度に全て経費計上、数年に渡って減価償却、どちらか好きな方を選択できると説明されているんですが、初年度(2009年)は計上するだけにして、次年度(2010年)で全額経費、または次年度以降で均等償却って都合のいいやり方ってありなんでしょうか?今までの記事とあまりにも毛色が異なる内容で申し訳ございません。。。確定申告終わったら昔のペースに戻りますので、今しばらくお待ちください。 |
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| 父から受けた影響(その2) Sat, 27 Feb 2010 18:09:23 +0900 昨日の記事「父から受けた影響」の続きです。僕の人生初めての家出はなんとも拍子抜けするくらいあっさり終わりました。真冬だったのでめちゃくちゃ寒かったんです。(T▽T;)岡山市内とはいえ田舎なので夜明しできるような遊び場もなく、衝動的に飛び出してきたので財布もなく、かといって自殺とか変なことを考える勇気すらなく、夜風で頭も冷やされて「出てきてはみたものの、どうしようもないよなー」と意外に早く我に返ってしまい、都合5時間くらウロウロしただけで夜中過ぎに家へ帰ってきました。父は家にいませんでした。まだ起きていた(当たり前か)母に聞いたところ、飛び出した僕を探しに友達の家とか心当たりがある場所を1件づつ頭を下げながら探して回った後、事故に遭ってるかもしれないと国道の方に車を出していたところでした。そして、僕が帰ってから30分くらいして、父が帰ってきました。父も頭が冷えたらしく、喧嘩については何も触れずに「まー寒かったじゃろうからゆっくり風呂にでも入ってけー(入って来い)。」と静かに言いました。お風呂から上がると父が待っていて、こう言ったんです。「ずっと子供じゃと思よーたけど、おめーもつよーなったのー(おまえも強くなったな)。まだ殴られたアゴがいてーわ。」特に謝罪の言葉とかなかったですが、なんかもうこの一言で全て許す気になれました。「心配した」という態度も見せなかったですが、母の話からどれだけ心配してくれていたかもわかってました。頑固でプライドが高い人間ほど不器用で、自分の気持ちを表現するのが下手なものです。女性の皆さんには分かりづらいかもしれませんが、男って結構バカで単純な生き物で「拳で語り合う」ことで相手のことがわかったような気になることがあるんです。正にこの時がそうでした。まだ中学生でしたが、少し大人として認められたような気がして、逆に息子に殴られる父親、家出されてオロオロ心配する父親が自分の中で絶対的な存在から対等な存在にいい意味で格下げされた感じがして、初めて同じ男、同じ人間として父を見れるようになったんです。逆に父の気持ちの中では、あの喧嘩を境に僕を一人の男として格上げしてくれていたんだと今では強く思います。そうなってくると、人の見方は180度変わります。今まで悪いところ、気に入らないところばかり見えて嫌になっていたものが、逆に良い面を見れるようになるんです。例えば、父はよく仕事帰りに職場の同僚を家に呼んで、うちの家族と一緒にご飯を食べるのが好きでした。家にお金もないのに大判振る舞い。ご飯といっても父の同僚達も力仕事なので漏れなく大酒飲みばかり。さんざん飲んで食って、酔っ払ったら泊めてあげて、それら全てを母が面倒みなければなりません。性質(たち)悪い人だとうちの家族が寝ている間にうちのお金に手を付ける人もいました。そういう人とは翌日当然のことながら殴り合いの大喧嘩になるんですが、なんと1か月もすると仲直りしてまた家に呼んで泊めてたりするんです。それまでは、単に他人に対してやさしく母に無理をさせる「外面(そとづら)がいいだけの見栄っ張りのお人好し」というイメージしかありませんでした。でも、考えてみると我が家にはそうやって常に誰か家族以外の人がいて、色んな人と話ができて夕食はいつもすごく楽しかったんです。そのお金に手を付けた手癖の悪いおじさんも子供の扱いがすごくうまくて、当時プロレスにはまってた僕や弟にずっと付き合って遊んでくれるような人でした。あ、かけられる技は死ぬほど痛かったですが。もし自分が父と同じことを今しようとしたとしても、家に呼ぶほど付き合いが深くなる同僚や友人も限りなく少ないし、自然と人が集まってくるような魅力を自分が持っているという自信はかけらもありません。小学校の通知表で「活発」と書かれるのと「落ち着きがない」と書かれるのが紙一重のように、いつも人を家に上げていることの良い面と悪い面の両方が見れるようになったんです。また、それまではパチンコで仕事をさぼっていた時は「また仕事さぼってパチンコ行きやがって、全く親として、男として、人として最低!」と心の中だけでウジウジ思って怨念を増幅させてたのが、高校からは面と向って「オヤジ、また今日仕事さぼってパチンコ行っとったじゃろ?来月学校で夏服買うんじゃけー、今月しっかり稼いどいてもらわにゃー困るで。」といったことを笑いながら直接話せるようになりました。実際高校に入ってからは僕が大学進学と留学の可能性をほのめかしていた効果もあったのか、以前よりは仕事をまじめにするようになりました。元々本気を出せばすごいスピードで灯篭を仕上げる腕があり、給料は日当+仕上げた灯篭の歩合制みたいな仕組みだったので、中毒のパチンコで仕事さぼる回数を減らせばがんばっただけ手取りを増やすことができたんです。大学に入ってからは家賃補助分程度でしたが毎月仕送りもしてくれて、お酒を飲めるようになった僕は盆・正月に実家に帰って父と一緒に酒を酌み交わすのがすごく楽しみになりました。僕や弟が成人してからは、実家に残っている弟の友人達が週末に実家に遊びに来て「おっちゃん、パチンコ行こうで!」と誘ってくれるようになりました(弟抜きでも)その頃には父のパチンコは生活をかけたものではなく「いい趣味」のレベルになってたんですが、趣味が同じとはいえ息子の連れが慕って一緒に遊んでくれるくらい、父は親しみやすい人柄だったんだと思います。自分に息子が生まれて親になって改めて、父のすごさを思い知ることもたくさんありました。前回書いたように、その大喧嘩までは父に手を上げられたことや直接怒鳴られたことってなかったんです。子供を叩かず、叱らず育てることがいかに大変か、今はすごくよくわかります(ていうか、全くできてない)。息子がかまって欲しくて何か言ってきているのに、「パパ忙しいから後でね」と言ったり聞いてるフリしてウワの空なんてことが僕はよくありますが、父にそれをされた記憶はありません。今の僕なんかより遥かにちゃんと子供と向き合ってくれる人でした。父は僕が27歳の時、まだ50過ぎくらいの若さで珪肺という石屋の職業病が元で他界しました。昔の同僚の方(もちろん喧嘩で血まみれにした・された人も含めて)も大勢の人が参列してくれて、弟の友人達に至っては息子の僕達が逆に涙を誘われるくらい号泣してくれました。果たして自分が死んだ時にどれくらいの人がこうして涙を流してくれるだろう?と考えると、死んでなおかつ父は自分の偉大さを僕に教えてくれたのです。そして、今は胸を張ってこう言えます。僕の最も尊敬する人は父です。父のように周りに自然と多くの人が集まってきて、その人達に惜しみなく全てを与え、皆に慕われる人間になりたいです。仕事も家庭環境も全然違うので父と同じやり方はできませんが、このブログやグルっぽで僕がやっていることは父の影を追っているのかもしれません。顔の見えないネットの世界ではありますが、なんとか多くの人が集まる場は作ることができました。集まってくれた人達にいい影響を与えたり、そのことによって慕われたりという部分ではまだまだ父に遠く及びませんが、これから少しでも近付いていきたいと思います。*******おしまい*******ランキング、応援してください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| 父から受けた影響(その1) Thu, 25 Feb 2010 22:18:11 +0900 今日の内容は非常にプライベートなことなのでアメンバー限定記事にしようと思ったんですが、僕が人のブログを読んでいても自分をさらけ出している人の記事の方が興味をそそられるので、隠すようなことでもないし公開記事にします。自分史のテーマは主に「バイリンガルができるまでシリーズ」を書いてきましたが、英語と関係なく自分の生い立ちを語る上で欠くことのできないものがあります。父から受けた影響です。英語に関係ないことを書く時はバイリンガル日記風にしたりしてましたが、この話はちゃんと語りたいので母国語である日本語で書きたいと思います。*******はじまり*******僕の父は石屋で、石灯籠を彫る職人でした。岡山市内に万成(まんなり)という場所があり、そこで万成石という花崗岩(ピンクの雲母が入ってるのが特徴)が採掘でき、父の職場は全てが万成石でできていると思われるその山の近くにありました。家は職場のそばで、同じ職場に勤める在日の人も多い場所でした。中卒で親方に弟子入りしたたたき上げで、腕はどうもその地域では一番だったみたいです。コンテストとかあるわけではないので一番だったという根拠はありませんが、岡山と姉妹都市である中国の洛陽とアメリカのサンノゼに父の彫った大きな石灯篭が友好の印に贈られてるそうなので、どうやら県下でも有数の石工だったようです。2次元の世界は全くダメな人で、絵心は皆無でした。幼い頃見せてもらった紙に書かれた天女の下絵は子供心にも「これ天女じゃなくてブタだよね?」と思うくらいひどい絵でした。でも、3次元の世界になると完全に別の才能が発揮されるらしく、そのひどい下絵で彫られていく石灯篭からはどんどん天女が掘り出されていき、最後は石から飛び出してきそうな、ど根性ガエル顔負けの生き生きした「本物の」天女が生まれてくるのです。3次元の芸術には彫塑と彫刻がありますが、彫刻は一つ間違えると取り返しが付きません。やっちゃった場合は当初予定より一回り小さくするわけにもいかず、しかも材質が割れやすい石なので一箇所ノミを入れ損ねると全てがパー、同じサイズの石を用意してもう一度最初からやり直しです。繊細な感覚が求められる、精神的にもタフな作業だと素人ながらも思います。さて、ここまではすごい美談になりそうな雰囲気でしょ?ところがどっこい(死語)、うちの家族はこの父にとんでもない目に遭わされています。職人気質(かたぎ)と言えば格好良く聞こえますが、酒は毎日最低日本酒五合、ひどい時には昼間から飲んでてアル中一歩手前です。ヘビースモーカーで禁煙は15歳から1日もしたことなし。とにかく頑固で気が短く、体格は160cmそこそこの痩せ型だったんですが土方と同じ力仕事なので滅法力があり、何度も飲み屋で喧嘩して血まみれで帰ってきてました。結婚前は更にひどかったらしく、いくつか伝説になっている逸話があるのでご紹介します。臨場感を出すために少し「岡山弁」が入ります。(笑牛乳瓶事件ある日自分の母親(僕のばーちゃん)と車で街(といっても田んぼが沢山あるようなとこです)に出かけていた時のこと、前から蛇行しながら同じ車線を走ってくる対向車がいました。どうも若者がふざけていたらしく、パッシングしながら正面衝突ギリギリのところで反対車線にスッと避けて逃げていったそうです(岡山はこういうバカが非常に多いんです)。そして、用を済ませた帰り道、前からまた同じ車が偶然にも同じ危険走行をしかけてきました。父はばーちゃんが飲んでいた牛乳瓶を奪い取り、来る時と同じようにギリギリで反対車線に戻ったその対向車がすれ違う直前、その牛乳瓶を運転席の窓から横に放り投げました。牛乳瓶は対向車のフロントガラスを直撃、その車は派手にスピンしながら横の田んぼに突っ込んでいったそうです。父曰く、「その日ニュースでも出んかったけー、死んどりゃせんじゃろ(死んではいないだろう)」とのこと。。。パパ、それ少なくても殺人未遂ですけど・・・ツルハシ事件父は若い頃から盆栽が好きで、よく近所の盆栽仲間のおじさんと山に盆栽用の松を掘りに行っていました。その日も山に盆栽取りに出かけたんですが、細い山道で対向車が来てしまったんです。2台がすれ違えるほど広くないためどちらかが広いところまで下がって交わすしかないんですが、明らかにその対向車のちょっと後ろに広いところがあったので、父は相手が下がるのを待っていました。すると、驚いたことにその運転手の若いにーちゃんが手を頭の後ろに回して、ダッシュボードに足を上げて「さっさと下がれ、おっさん」という態度を取ってきたそうです。頭に来た父は運転席を下りるとトランクに積んであった松を掘るためのツルハシを取り出し、対向車のところまで行ってその車のボンネットのど真ん中にツルハシを「ドンッ」と突き刺して大穴を開け、運転手のにーちゃんに「おい、下がるんか下がらんのんかどっちなー?」とドスの効いた声で聞きました。かわいそうに震え上がったにーちゃんは「す、す、す、すんませんでしたー!」と言うと車を速攻でバックさせ、少し後ろの広くなったところどころか、すごいスピードでその細い山道を見えなくなるまで(バックのまま)下がっていったようです。。。パパ、ツルハシでボンネットに穴を開けられることはわかったけど、それ人生の役に立たないよ・・・そんな酒好きで喧嘩っ早い父でしたが、母に向って怒鳴ることはあっても滅多に手を上げることはありませんでした。僕も弟も小さい頃に父に殴られた記憶どころか、怒鳴られた記憶もありません。ただ、やっぱり父が母に向って酔って怒鳴り散らしているのを見たり聞いたりするのは嫌で、離婚するんじゃないかと思ってよく泣いていたのを覚えています。そして一番ひどかったのがギャンブル癖です。パチンコ狂で月に半分くらいしか職場に行かず、金がなくなるまでパチンコしてなくなると働く、そして稼ぐとまたパチンコ、という繰り返し。一時期は大きな借金を作り、当時の職場(石屋)の社長に立て替えてもらってサラ金地獄には陥らずに済んだ、というくらいお金にルーズな人でした。でも、僕が小学校の頃までは元来明るい性格の人だったので、よくキャッチボールとか将棋とかで遊んでくれてました。父も母も学は全くない人だったので宿題を見てもらったりということは皆無でしたが、逆に勉強しろと言われることもありませんでした。ただ、僕が中学校に上がってからは自分も反抗期だったこともあり、上記のような父の悪い面ばかりが気になってきて段々うざったくなってきました。そして、高校受験を1週間後に控えた中3の冬、ある事件が起こります。その頃ちょうど歯医者さんにかかっていたんですが、次の治療のためにお年玉なんかのお小遣いを貯金してたんです(子供に医療費払わせるなよ・・・)。ある日、その貯金が机の上の貯金箱から消えてなくなってました。もうどう考えても父でした。その夜、夕飯時にパチンコから帰ってきた父を問いただしたところ悪ぶれるそぶりもなく使い込みを認めたので、温厚な僕もさすがにブチ切れて「ふざけんな!子供の貯金、しかも歯医者のための金でパチンコする親がどの世界におるんなー(いるんだ)!」と人生で初めて父に対して怒鳴りました。普通どう考えても非は父にあるんですが、父もすんなり謝るようなタマじゃありません。「なんじゃ、親に対してその口のきき方は!表にでー(出ろ)!」という展開になり、とうとう庭で殴り合いの喧嘩になりました。喧嘩慣れした父に何発かいいのをもらいましたが、こっちも裏拳で奇跡的に父の顔面を捉えたパンチがありました。今でもその拳の感触は鮮明に残っていますが、手は痛くなかったのに親を殴っているという罪悪感で心が痛かったです。最後は取っ組み合いになってお互い疲れてきて一旦離れたんですが、その隙に僕は部屋に戻って上着だけを取って家を飛び出しました。人生初めての家出です。車がびゅんびゅん飛ばしている国道沿いを一人歩きながら「なんで高校受験1週間前に家出しなきゃならないような不幸な家庭に生まれたんだろう」とか「これが原因で高校受験失敗したら(家が貧乏だったので私立の滑り止めは受けてませんでした)人生終わるよな」とか、自分の運命を恨みながらあてもなく歩き続けました。(めずらしく続く)ランキング、応援してください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| 固有名詞に「The 」が付くルール Wed, 24 Feb 2010 02:15:02 +0900 前に僕の主催しているグルっぽ「英語の質問はココで聞け!」でしろたんさんから「US、UKなどの国名に、なぜ'the'が必要か?」という面白い質問が寄せられたことがありました。***ご質問内容***アメリカ合衆国=US、イギリス=UK、などの国名には、必ず定冠詞theが付きます。他の国名には付かないのに、なぜUS、UKは付くのでしょうか?※ちなみに、USSR(旧ソ連)、UAE(アラブ首長国連邦)などにも、同じルールが適用されます。***僕からの回答内容***挙げられた国はどれもstates、kingdom、emirate、republicなどの一般名詞が入っているからです。theを付けることにより国名という固有名詞だとわかるようになります。例えば、theなしの「united states」だと『アメリカ合衆国』ではなく『連合した州』という意味になってしまいます。Japan、Franceなどはこの単語一つで固有名詞なのでtheを付ける必要がないのでしょう。 ただし、いくつかの例外があるようです。例えば「the Netherlands(オランダ)」。国名ができる歴史とか色々背景があるようなので、例外を見つけて調べてみると面白いですよ!***ここまで***固有名詞にtheを付けるか付けないか?って結構難しいですよね?今日はこの問題を更に掘り下げてみたいと思います。上の国名で「the Netherlands」以外の例では「the Philippines」「the Bahamas」などがあります。お気付きでしょうか?どれも最後が複数形の「-s」で終わってますよね?英語の固有名詞では、複数のものを集めて一まとめにする時に定冠詞のtheを付けるというルールがあります。多くの島が集まって形成されているフィリピンやバハマは「the Philippine Islands」「the Bahama Islands」のIslandが省略されていると考えることができます。国名以外でも、諸島名(the Galapagos Islandsなど)や、いっぱい山が集まってできる山脈(the Rocky Mountains、またはthe Rockiesなど)にもこの法則が当てはまります。「the Simpsons(シンプソン家)」も家族のメンバーが集まって一家を形成してるから同じなんです。ちなみに、Netherlandは元々『低い土地』という一般名詞だったので、それが集まってオランダという一つの国を形成しているという成り立ちから、島国でなくても「the+複数形」になっています。あと、僕が回答の中で言ってる「国名に(政治形態の)一般名詞が使われているとtheが付く」というところはもう一つ裏があります。例えば中国の正式名称は「The Peoples Republic of China」ですが、通常はtheなしで「China」と呼ばれます。FranceもGermanyも同様で、国名の一般名詞部分が取れて世間的に通用している国は、「Japan」同様の扱いになりtheは不要になります。どうでしょう?これで多分世界中の国の95%以上はカバーしていて、例外はあると思いますが国連ででも働かない限り一生使うことのない国名だと思います。それでは、他の固有名詞を見てみましょう。河川その辺を流れている小川なんかでは不要ですが、日本の一級河川クラスだと「the Tama River(多摩川)」のようにtheが付きます。世界的に有名な川だと「The Themes(テムズ川)」「The Amazon(アマゾン川)」「The Nile(ナイル川)」のように「River」が省略されることも多いですね。海、湾海(ocean、sea)はまずtheが付くと思います。「the Atlantic Ocean(大西洋)」や「the Mediterranean Sea(地中海)」なら当然ですが、「the Japan sea(日本海)」や「the Seto Internal Sea(瀬戸内海)」くらいでも付くからです。一方微妙なのが湾(gulf、bay)です。これは大きくて全部見渡せないくらいだとtheが付き、ちょっと高台から一望できるくらいであればtheは付かないというルールになってるようです。「The Persian Gulf(ペルシャ湾)」や「The Hudson Bay(ハドソン湾:カナダの東北にある巨大な湾)」は衛星写真じゃないと全容がわかりませんが、「San Francisco Bay(サンフランシスコ湾)」ならTwin Peaksから見下ろせるでしょう。山きっとほとんどは定冠詞なしで頭に「Mount(Mt.)」が付きます。「Mount Fuji(富士山)」「Mount Everest(エベレスト)」のように。エベレストは世界最高峰、あまりにも有名なので「Mount」なしで「Everest」とだけ呼ばれる場合もあります。でも、theは付きません。ただ、どうも一つ例外があり、それが「The Matterhorn(マッターホルン)」です。「Mount」を付けられることがほとんどなく、通常は定冠詞付きで呼ばれます。大学名なんかもこの後書こうとしてたんですが、自然界を網羅してキリがいいのでこの辺りで止めておきます。「The University of Tokyo」と「Tohoku University」を比べてみると想像付きますよね?←明らかに手抜きランキング、応援してください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| 小学校卒業までの目標と戦略(続き) Tue, 16 Feb 2010 02:27:43 +0900 昨日の続きで長かったから分けたところ、ほとんど書いてたので最近では珍しく連日の更新です!定期的なレベルチェックこれは今まで頭になかったことだったんですが、先日英検5級の過去問をやらせてみて「あ、もしかして使えるかも」と思ってます。英検は初心者のうちは自分の学力に合わせた級を選択して受験できるので、学習者のマイルストーン設定に使いやすいということに気付いたんです。TOEICだと受験者のレベルに関わらず全て同じ問題だし、社会人も受けるのでビジネス英語っぽいものも含まれてきてしまいます。学生でも常識の範囲で答えられる程度のビジネス英語ではありますが、さすがに小学生、中学生だとそんなもの知っている必要ないですからね。もちろん押し付けるつもりはないので本人がやる気を見せればの話ですが、5級の過去問は結果が良かったのでちょっと褒めておだててみたところ調子に乗りつつあります。きっと次回本番(今年夏)に4級にチャレンジしてみて、小学校卒業までに3級か準2級くらいまでステップアップしていければ本人も上達を数値で確認できるのでモチベーションに繋がるかもしれません。ただ、「英検何級を取る」というのが目的ではないので、答え合わせして何がわかっていて何がわかっていないかを教えている僕がその時点で把握するとために使えればと思っています。英検もリスニングだけでスピーキングがないので、「使える英語」にしていくための補完的な要素を考えなくてはなりません。もちろん英会話学校に期待するところでもあるんですが、話している中で文法や語彙がしっかりしてきているか?、とはいえ間違いを恐れず話せるようにもなっているか?をどうやってチェックしていくかは今後の課題でもあります。ちなみに・・・英検のホームページで知ったんですが、毎回10人前後の小学生が1級に合格してるみたいです。驚きの事実。あの「ネイティブの大人でもこんな単語知らないよね?」っていうくらい難しい級を小学生のうちに取得させる意味がどこにあるのか甚だ疑問です。。。憧れを持たせる意外に簡単なことなのに今までやってなかったことで「パパが英語を話している姿を見せる」というのがあります。グルっぽでお友達のあーちゃんからいただいたコメントで「お父さんが英語を話しているのを見て憧れた」というお話があったんですが、これを読んだ時ハッ!としました。本人が興味を持ちそうな材料を見つけて与えるというのも重要ですが、外国人と英語でコミュニケーションを取っているのを見て少しでも憧れを持ってもらえれば英語のやる気に繋がるだけでなく、来るべき反抗期を和らげる助けにもなるんじゃないかと。。。(^▽^;)実はこれ、もうすでに1回試みてまして、以前記事にした職場で仲の良いネパール人の同僚の家に昨年末家族で遊びに行ったんです。あちらの家族は誰も日本語しゃべれないのでずっと英語だったんですが、さすがに息子は緊張もあってしばらく固まってました。でも、色々英語で話しかけられて本人の刺激にもなっただろうし、パパとママ(カミさんの英語はかなり怪しいですが度胸は満点)が英語を話してるのを間近で見るのは初めてだったはずなので、憧れまでいかなくても少し普段と違う親を見せることができて本当にいい機会でした。3月にはあちらの家族がうちに遊びに来てくれることになっているので、前回からどれだけ成長した姿を見せてくれるのか今から楽しみです。今度は前回のようにアウェーではなくホームなので、ホストとしても堂々と振舞って欲しいものです。このテーマは息子の成長記録を残す意味もあるので、次は本格始動前の息子の英語力をまとめておきたいと思います。ランキング、応援してください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| 小学校卒業までの目標と戦略 Mon, 15 Feb 2010 01:30:06 +0900 思いの外反響があったので、調子に乗って息子バイリンガル計画の目標設定について書いてみます。その前に、「小学生バイリンガル化計画」なんて仰々しいテーマ名付けてますが、僕の基準での「バイリンガル」という言葉は皆さんが想像されているものよりずっと軽いと思います。これについてはシリーズ化してる「自分史:バイリンガルができるまで」の最初の記事(中高編)の前段で触れてますのでよろしければご参照ください。自分の経験上「海外で生活していて毎日周りが英語」というのでない限りはネイティブレベルの英語を身に付けることを目標にしてしまうのは現実的ではないと思うので、・自分の意思をきれいな英語でなくてもいいから何とか伝えることができる・相手の言ってることを理解できる・わからなければわからないことを伝えるという最低限のコミュニケーションが取れるようになることをベースラインにしています。ただし、実際の目標はもう少し高いところに置いています。ご存じの通り僕は遅くともあと2年くらいの間にニュージーランドへ移住することを計画しています。永住権取得が全くもって進んでないのでどうなるかはまだわかりませんが、もしこれが実現した時に息子が現地の中学校でできるだけスムーズにキャッチアップできるレベルまで英語力をもってってあげれれば、と思ってます。小学校低学年であれば何も知らない状態で行っても吸収できるでしょうが、中学校で英語0の状態で現地校に転校は経験者の話を総合してもすごく大変そうだからです。この目標は「具体的に英検何級」という類のものではないので、達成できたかどうかの判断基準はありません。当然どんなにがんばっても、現地に行って言葉や文化の違いで苦労することは避けられません。でも、もしニュージーランドがうまくいかなかったとしても、中学校から英語を習い始めた自分と比べると今時点でも息子の方が随分先を行っているはずなので、小学校から英語レベルを上げておくことは後々本人の国際人化のためにもなるはずです。後は、なんだかんだいっても小学生なので、来るべきその日まで英語に興味を持ち続けるよう誘導してやることも親である僕に責任があります。興味を持っていれば人に教えられる以上に自分で英語に接するようになるし、そうなると後はオートマチックです。英会話学校ではほとんどゲームして遊んでるだけなので今のままでも「楽しい」とは思ってくれるでしょうが、「わかるようになることの楽しさ」「話せるようになることの楽しさ」にまでステップアップさせられればと思ってます。さて、目標を設定したら次はそれを達成するための戦略です。語学の目標はどうしても漠然としたものになりがちなので、もっと具体的な実行計画を策定する必要があります。興味ある分野を英語に絡める前回の記事にいただいたコメントから「筆記体を教えた」という点に多くの方が興味をお持ちだったことが伺えましたが、実はこの戦略に関係しています。筆記体が英語習得に劇的な効果をもたらす、といった理論は残念ながらありません。でも、これはうちの息子だけに当てはまる特有の方法だったんです。同じクラスの女の子で別の英会話に通っている子がいるみたいで、ある日息子が「xxちゃんって英語の筆記体で自分の名前が書けるんだよね~」ってちょっとうらやましそうに話してたんです。筆記体って、きれいに書けるとまるで英語ができるような錯覚に陥ることってありますよね?名前を筆記体で書くと有名人がサインしてるみたいだし。僕が中学校の頃もそうで、筆記体を覚えたばかりの頃は筆記体書くのに必死こいてました。この筆記体がどうやら息子の琴線に触れたらしく、筆記体だったら嫌がらずにいくらでもノートに書くのでこれを使わない手はありませんよね?別に筆記体でも何でも、息子が興味を持つことであればいいんです。逆に筆記体に興味を持たない子に無理矢理教えても意味ないわけで。もし絵を描くのが好きなお子さんであれば絵と英語を絡めてみるとか、こういった子供の個性に合わせた英語教育はやっぱり親が一番わかってあげられるはずだし、親が英語できるできないに関係なく貢献できるポイントじゃないかと思います。筆記体だけじゃすぐ飽きてしまいそうなので、他にも息子が興味あることで英語と絡められないか模索中です。今の興味はケロロ軍曹、ドラえもん、すごいマニアックな戦略戦闘機・・・うーん、厳しい。英会話学校とのコラボせっかく今楽しんで通っている英会話学校なので、これはこれで今と同じ週1回のペースで続けようと思います。ただ、今までのようにまかせっきりではなく、これからは英会話学校のネイティブの先生が何をやっているかをきっちり把握し、その先生と話をしながら息子にとってより効果の高いクラスにしていってもらうよう働きかけていくつもりです。まず家で僕が息子に何を教えているかを定期的に説明し、その上で英会話学校で何に重点を置いて教えてもらうかを話し会う、という機会を作りたいと思います。今は運良く実質プライベートレッスンですが、少人数クラスになったらそんなに思う通りに授業内容を変えてもらえないかもしれません。でも、話し合うことに意味があるんです。子供英会話クラスって、親(主にお母さん)は送り迎えしてるだけで、授業の内容にまで真剣に口を出したりしてる人は少ないと思います。英語という言葉の問題も大きいと思いますが、先生に親から見た子供の能力や家庭での英語教育を話しておくことで、先生も外国人といえども人の子、絶対に親身になる度合いが増すはずです。自分の仕事での経験ですが、メールや電話だけでやり取りしてる人よりも、1度でも対面で会って話しをした人の方が問い合わせを受けた時なんかでも丁寧に対応することがよくあります。建前上は平等に扱うべきなんですが、無意識のうちに顔が浮かぶ、会って話したことのある人を優先してしまってるんですよね。でも、人間ってそういうもんです。いわゆる「インターパーソナルスキル」ってやつですね。あまりdemandingにならず、でも言うことはちゃんと言ってうまく外国人の先生と英会話学校をコントロールしていけるようにしたいと思います。おっと、いつもは少し長くなっても書ききってしまうんですが、今日はあとまだ2つほど実行計画を残してこの量になってしまったので次回に持ち越すことにしたいと思います。ランキング、応援してください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| Coupling-使える表現集(その10) Wed, 10 Feb 2010 01:58:33 +0900 UK SitcomのCoupling、使える表現集10回目です。おー、記念すべき10回目だ。やっぱりドラマの中の英語は生き生きしたフレーズや単語の宝庫ですね!今回はEpisode-3(Sex, death & nudity)から3回目の記事、このエピソードでは最後になります。オリジナルの動画、及びあらすじなどは以下の記事をご参照ください。Coupling:S1-E3 "Sex, death & nudity"fancy her myself(動画3/3、0:04)Jene: I'm pleased you're with Susan. She's perfect for you. She's lovely. She's very sexy. Steve: Yeah, she is, isn't she?Jene: Absolutely. Quite fancy her myself.Steve: Really?Jane: Not really my type, but I could've gone for her. You're lucky you saw her first.Steve: Really?Steve: I suppose this funeral thing is my fault. I should've known how it was gonna look to Susan. I'm gonna go and square it with her. OK?最初の青字の文は主語の「I」が省略されているのですが、この「~self」という単語で何度も「by ~self」にしてしまうという間違いを見てきました。『私自身が』という意味の場合、通常「by」なし「myself」単独で使われます。ではどういう時に「by」が付くかというと、『私一人で』という時です。強調の「all」がさらに付いて「all by myself」となる場合も同様です。このダイアログでは「I」という主語を更に強調しているので、意味的には「~, too.」や「~ as well.」と同じ『私も~』という感じになっています。も一つ、最後の「square it with her」の部分ですが、このイディオムは「square」が『四角』という意味だけでなく『直角な』という意味もあることを知っているとイメージ付きやすいでしょう。まっすぐ、正面からぶつかる感じなので、上のように人に対して使うと『率直に言う』『正直になる』というニュアンスになります。I hate it in a room(動画3/3、2:54)Guest: So do you know any of these people?Jeff: No, not really. Well, nobody upright.Guest: I don't know how you cope. I hate it in a room full of people I don't know.Jeff: Oh, well, you see, i have a secret. I have a special way of looking at people. Nothing can frighten me now.このシットコムを題材にまじめな文法解説するのも珍しいんですが(笑、運良く見つけた貴重な例文なのでじっくり説明しましょう。青字のところですが、「it」の使い方が微妙だと思いませんか?多分感覚的に「仮目的語のit」だと思われた方がいればすごくセンスがいいと思います。結果からいうと大正解です。「仮目的語のit」とは、よく目にする例文だとI found it difficult to finish this task by noon.のように、文章にリズムを付けるために長くなるto以下をitで受けて前にもってきて、本当の目的語のto以下を後回しにしてしまうアレです。このダイアログの文章を紐解くには、まず省略されている部分をあぶり出してやる必要があります。I hate it when I'm in a room full of people・・・の下線部が省略されていました。英語って言わなくてもわかる部分を案外簡単に省略することが多いのでやっかいです。。。主語+be動詞はその標的になりやすい気がします。あと、上の「I found it difficult・・・」の文型は「SVOC」で「it=O」の後に「形容詞=C」が来る場合がほとんどですが、例外的に「hate」「love」「like」などの感情を表す動詞では「仮目的語it」の直後に本当の目的語であるwhen節が続きます。I love it when you smile.「I take it that・・・(=I assume that・・・)」も例外の一つです。Couplingのテーマではいつも卑猥な内容を期待してしまう読者の皆様、ごめんなさい・・・(。-人-。)walk that interview(動画3/3、4:42)Patrick: Jeff?Jeff: What?Patrick: What's the matter with you?Jeff: I can't turn off the naked people.Patrick: Great.Jeff: What do you mean "great"? Ugh, it's disgusting!Patrick: Exactly. If everyone else is disgusting, that means you must be the best. You're gonna walk that interview, Jeff.Jeff: I am, aren't I?「walk」という単語はもっぱら「自動詞(目的語を直接取らない)」のイメージが強いですが、実は他動詞として使われることも結構あります。例えば誰かを歩いて送っていく時などはI'll walk you to the station.と言ったり、犬を散歩させるのもI have to walk the dog.という使い方をしたりします。そして、このダイアログで出てくる青字の箇所はあまり聞き慣れないですが、イギリスの口語で『~に苦もなく成功する』という使い方になります。『インタビューなんて楽勝だよ』って感じでしょうか。そして最後の「I am, aren't I?」という付加疑問文。過去に「意外に深い、付加疑問文」という記事の中でクイズ(番の問題ね)として出したことがあるんですが、本当に使われるもんですね。あ、ちなみに「walk the dog」は卑語で「masturbate」という意味もあるようです。ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノまじめすぎたので最後で期待に応えてみました。(爆こちらも引き続きよろしくお願いします。 にほんブログ村 |
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| 新企画:息子をバイリンガルにしてみよう! Mon, 08 Feb 2010 02:27:51 +0900 すっかり更新が滞っていてご心配をおかけしております。m(_ _ )mもう単に仕事が忙しくて記事を書く余裕がないだけです。あと1ヶ月もしたら普通に戻りますので、もうしばらくチンタラさせてください。。。さて、忙しい仕事以外で最近ちょっと時間を割いていたことに、小学4年生の息子への英語教育があります。といっても、実際に教える時間ではなくて情報を収集したり調べたりの時間です。読者になっている英語を教えていらっしゃる方のブログなんかもすごく参考にさせてもらってます。で、かなり考えがまとまってきたので、新しいテーマで息子を実験台にした記録をブログに残していくことにしました。多分本格的に始動するのは4月からになりそうですが、そこまでに目標設定やら現状把握やらをまとめておこうと思います。今日は初回なので所信表明の日です。まず息子についてですが、今小学校4年生、この4月から5年生になるごく普通の10歳の男の子です。海外在住経験ももちろんなく、バイリンガル子育て(幼少期から親が英語しか話さないやつ)もしていなかったので、純粋な日本語環境で今まで培養されてきました。ただ、唯一英語教育らしいことを比較的長期間やらせているものがあります。子供向け英会話教室です。幼稚園の年長さんから小学3年までの4年間は小さな英会話学校に週1回(1回50分)、5~6人のクラスでネイティブの先生と接していました。4年生になってからは地元の大手英会話学校に学校を変えましたが、回数や時間は前と変わらず、ただ幸運なことに現在まで他に同じレベルの子が申し込みしてきてないのでずっと一人、つまりマンツーマンの状態です。今年で5年目なので「もうバイリンガルなんじゃない?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、子供英会話なんてそんな魔法のようなシステムじゃありません。目に見えるもの(抽象物以外)の単語は結構知ってるでしょう。「How are you?」とか「You're welcome.」みたいな定型的なフレーズも知ってます。でも、自分の考えや気持ちを英語で表現することはほとんどできません。会話(しかも生徒は聞く方が圧倒的に多い)中心なので読み・書きはアルファベット+αくらいです。前の英会話学校では何度かクラス見学させてもらいましたが、50分ネイティブの先生と英語で遊んでるだけなので週一のクラスであれば多くは期待できませんし、正直どこもこんなものだと思います。でも、がっかりしているかというと、別にそういうわけでもありません。小さい頃からネイティブの先生に見てもらうのは次のようなメリットがあることも事実です。外国人を見てもびびらない。週一だと年間50時間くらいネイティブ英語を聞いている。勉強ではなく遊びとして英語を楽しめている。実は過去に小学校低学年くらいの段階でパパ(僕)が関与しようとした時期があったんですが、どうしても理屈っぽくなってしまいそうだったので一旦手を引きました。まだ日本語さえ覚えている段階の子に、英語を日本語で説明するのはかなりリスクを伴います。英語嫌いになられると全てが破綻してしまうので、その時は楽しく続けてもらうことを優先しました。ここまではよくある話だし、一般的に言われていることでもあります。が、最近ちょっと状況が変わってきました。英検の過去問がダウンロードできることをふとしたことから知り、試しに5級の問題を印刷して息子にやらせてみたんです。何の練習もさせず、突然のぶっつけ本番です。驚いたことに、50問中38問正解でした。合格ラインは60%の30問正解と言われているので、かなり余裕で突破してることになります。リスニングに至っては9割くらいの正答率でした。正直、今まで英会話学校で蓄積した経験をなめていた部分はありました。リスニングが9割の正答率というのは明らかにネイティブ英語をリスニングしていたことが作用した結果だと思います。が、それ以上になめていたのは特定の領域に対する息子の力でした。4年生になってからは英会話学校の宿題が毎週出るので週末に30分ほど一緒にやってはいたんですが、なぜか筆記体を教えたらそれにはまってしまい、やたらノートに筆記体を書きたがるんです。今では僕よりきれいで速く筆記体書けます。書く時は必ず口に出して読むのも同時にやらせていたので、結果それが知らないうちに問題を読む力(読解力)の向上にも寄与していたんでしょう。もちろん前置詞の使い方や語順が怪しいなど強化すべきところはいっぱいあるんですが、例えば「筆記体を書くのが好き」という息子独自の得意をうまく利用すればもっといろんなところを伸ばすことができるだろうし、そういった彼のためだけにカスタマイズした学習メニューは英会話学校ではなく、父親である僕でなければ見つけられないし作れないものだと気付いたんです。国語力もある程度付いてきているので、日本語で英語の構造を説明してもよさそうな時期にきてるかな?という思いもあり、本格的にバイリンガル化計画を実行に移すことにしました。計画というからには達成すべき目標があります。次回はそのあたりに触れてみたいと思います。新企画に期待のポチッを!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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| バイリンガルができるまで(ロンドン編:Madrid出張) Mon, 01 Feb 2010 12:43:45 +0900 前回の「Brussels出張編」に続き、今日はその後に出向いたスペインはMadridのお話です。まずそのお客さんである銀行のMadrid支店は、現地の経理課長とシステム課長さんがある程度英語を話せる程度で、他のスタッフはほとんどが英語NGという状況でした。そこで、前の会社の現法でメキシコ人の女の子をビジネスアナリストとしてコントラクト採用していました。その子はイギリスの専門学校でITを学びそのままイギリスで仕事をしていたんですが、ビジネスアナリストという職種はまずビジネスの理解ありきで、それをシステムの機能としてどう実現していくかの青写真を描く、という仕事です。システムのテクニカルな部分はあまり知らなくても影響ないんですが、経理や銀行業務とシステム構築プロジェクトへの参画経験はかなり重要なファクターです。で、入った時点ではその両方なし。。。簿記の基礎から銀行業務の全体像から、全てを英語で教えるところからスタートしました。僕の固定観念(偏見)でラテン系の女性と言えば「よくしゃべる」「自己主張が強い(言うこと聞かない)」「仕事よりダンス(笑」というイメージがあったんですが、幸運なことに彼女はすごく人の話を真剣に聞いて自分のものにしようとする姿勢の子で、驚くほど知識の吸収が早かったんです。ギリシャ人の旦那さんと結婚してたんですが、やりかけた仕事がある時は残業代が付く契約でないにも関わらず終わるまで残ってるし、スペイン語でコミュニケーションが取れる人が他にいなかったこともあり2か月程でプロジェクトにとって欠くことのできない戦力になってくれていました。ちょうどその頃、現地Madridでのヒアリングが計画されたわけです。前回のBrussels出張から2週間後くらいで、ロンドンシステム部のリーダー、僕、メキシカンの彼女の3人でMadridまで飛びました。が、この時前のBrusselsから帰英する際の入国スタンプがなかったせいで、僕1人だけpassport controlで1時間半の足止めを食らってしまいました。誤解が解けて離れ離れになった連れの2人を追いかけるべくタクシーに空港から1人乗り込みます。運転手のおじちゃんはひたすら人懐っこそうにスペイン語で話しかけてくるんですがまーほとんど意味はわからず、唯一聞き取れた単語は「mucho traffico(渋滞してる)」だけでした。後で支店の人に聞いたところ、僕は空港からホテルまで通常の倍の料金を払っていたそうで、運転手は「渋滞してるから大回りするよ」みたいなボッタクリの言い訳をしてたわけですね。。。_| ̄|〇今回も仕事の話は抜きにして、その3日間の出張でいかにもスペインらしいと思ったことを挙げていきますね(もうタイトル一切無視)。ラテン系支店長通常こんな現場のシステム導入の仕事で行く出張だと最初と最後に支店長さんに挨拶する程度なんですが、Madrid支店の支店長さんは違いました。Madridの前はアルゼンチンのBuenos Aires支店長だったという「ずっとスペイン語圏の国」を渡り歩いてきた人で、日本人なんですがもうノリが完全に日本じゃなくてラテン系。(笑この出張、実はロンドンからだけでなく東京の銀行本店の国際部という部署からも担当者が1名日程を合わせて来てて、この担当が女性の方だったんです。しかもフランス人形のような美形。メキシカンのスリムな若い女性と本店の超美人担当者が一度に自分の支店を訪問して、この支店長のラテンの血が騒がないわけありません。赴任して間もない日本人サラリーマンの典型のようなまじめな副支店長を伴ってランチにディナーに毎日フルアテンドしてくれました。スペインとかフランスで女性へのサヨナラの挨拶でお互いの頬を2回付けてキスするやつがありますが、あれをあんなに自然にこなす日本人は未だかつて見たことありません。ある意味尊敬に値しました。若者の体型その銀行さんの支店が入ってるビルは東京だとちょうど銀座や青山のような高級ブティックが並ぶ通り沿いで、その1階にコンビニのような店があって中・高生の溜まり場のようになってました。そこにたむろしてる中・高生のなんとスタイルのいいことあ、もちろん男の子もスタイル良かったんだと思いますが、当然女の子しか見てません。スペインって歴史的にアフリカから侵攻されたこともあるのでモロッコとか北アフリカの血が混ざってるためだと思いますが少しエキゾチックで、とにかく出るところは出てて、ウエストが異常に細い、スラッと背が高い娘がやたらと目に付きました。あと、Madridに行っている間にとあるソフトウェアのデモを現地でアレンジしたんですが、この時来てくれた女性担当者二人ももうモデル級、女優級の体型、顔立ちでした。支店長の鼻の下が伸びる理由がよくわかりました。残念ながら、多くの場合その体型が維持されるのは25歳くらいまでです。ひどい時は元横綱曙、よくても北斗晶くらいには変貌しますのでご注意ください。(((( ;°Д°))))スペイン時間ヨーロッパの中でも、スペインは特に「時間の流れ方が他と違うんだ」と強く思いました。まず驚いたのが、毎朝10時にはおやつの時間があり、みんな20~30分休憩します。支店のキャンティーンに集まって、冷蔵庫の上から「業務用ですか?」ってくらい大きなドーナツの入った箱を出してきて薦められます。そして昼休み。一応銀行なので他の会社より厳しいらしいのですが、全部で2時間の休みを前の部と後の部で交互に取るという行内ルールは全く無視されており、絶対みんな2時間きっちり取ってました。家が近い人達は自宅に帰って昼食を食べて、そのままお昼寝(Siesta)して来る人もいたようです。夜レストランで食事をする時も、なんと午後7:00くらいでは店開いてません。だいたい午後9:00くらいから混み始め、夜中過ぎまでみんなペチャクチャおしゃべりしながら飲んでる感じです。金曜に至ってはもっとすごくて、金融機関である銀行ですら午後3:30で一切の業務終了。最終日だったので3:30から5:00くらいまでラップアップミーティング入れてるのに、もう皆それどころじゃなくてソワソワでした。そこからMadridの長い週末が始まるんです。スペイン料理元々スペイン料理は昔から好きでロンドンでもよくTapasを食べてましたが、やっぱり本場はすごかったです。まず初日(前日入りだったので火曜)の夜ですが、空港で足止めを食ってしまって時間も遅かったため、ホテルの近くの何の変哲もないBarみないなDinerみたいな場所で3人でビールを飲んだんです。つまみに頼んだハモン・セラーノ(生ハム)、もう絶品でした。日本の高級なスペイン料理店でもあれほどおいしいハモン・セラーノは未だにお目にかかれてません。最終日の金曜のディナーはレアル・マドリッドのホームスタジアムであるエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウのすぐ側にあるバスク料理の店で例の支店長さんにご馳走してもらったんですが、お通し程度についてくるオリーブがこれまた秀逸でした。このオリーブがあればいくらでもワインが飲めるというくらいお酒に合う味だったんです。どうも漬け込み方にポイントがあるようで、お土産にMadridの空港でいくつか買って帰ったビン詰めのオリーブは残念ながらやっぱりちょっと違ってました。この店の名物は牛肉の石焼で、まず焼けた石が皿代わりに一人ずつ目の前に置かれます。そして、表面だけを軽くあぶった巨大な肉の塊が運ばれてきます。それをステーキの厚さにスライスして、石の上でお好みの加減に焼いて食べるんです。調味料は岩塩と胡椒だけ。シンプル極まりない料理でしたが、あまりの美味しさに多分一人1kgずつくらいは余裕で食べてたと思います。後にも先にも一晩であんなに肉を食べたのは始めてでした。スペインの危険最初にタクシーでぼられたことを書いていますが、実はその程度であればまだかわいい方で、ヨーロッパの国の中でもスペインは残念ながらかなり気を付けて行動した方がよい国です。ロンドンに赴任していた僕の先輩は、プライベートで夫婦でMadridに行って電車に乗った時、集団スリ(というより集団追い剥ぎ)に襲われたそうです。一人が突然しゃがんで先輩の両足首を押さえ、何が起こっているのか把握できない間に残りの4~5人が一斉にポケットの中やリュックの中などを手探りで物色するという荒業。その先輩は旅慣れた人だったので貴重品をリュックの奥深くに入れていて、その集団は10秒くらい探して何も見つからないとわかったら一斉に別の車両へ走り去っていったとか。一緒にいた彼の奥さんはあまりにも大胆で早技な犯行だったため、ただただその間「ぽかーん」として見ているだけだったそうです。あと、Madrid出張から帰ってきて1ヶ月くらいして、その支店のまじめそうだった副支店長さんが支店の近くで夜暴漢に頭を殴られてカバンを盗まれたという話を聞きました。怪我は大したことはなかったようなのですが、その支店がある通りって高級店が並ぶ目抜き通りなのに、そういう事件が起きるというのはちょっとショックでした。食べ物も美味しいし人も温かいステキな国ですが、ちょっとした油断で嫌な思い出しか残らなくなってしまってももったいないので、もし観光やお仕事でこれから行かれる方はできるだけ団体で行動する、夜に人通りの少ない場所は避ける、など少し意識しておいてくださいね。(2010/2/1追記)お友達のconcertmaniaさんが最近「スペインの強盗少年とホテル支配人」という記事で似たようなスペインでの恐怖体験を書かれているので是非合わせてご覧ください。では、次回は最後の欧州拠点出張、Amsterdam編です!ランキングによろしくご協力ください!こちらも引き続きよろしくお願いします。 |
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